今日は中止となりました。ご予約のお客様には申し訳ありません🙇
「秘境釣行記」今野保 山と渓谷社
著者が16歳位(昭和7年?)の頃に父や親戚、知り合いと一緒に日高山脈から流れる山奥の川へと釣りに出かけるところから始まります
その数年後、さらに昭和30年代や、従軍中のノモンハンでのイトウ釣りまで語られます
何もかもが濃い世界です。豊潤で神聖な、荒らされていない大自然の中での釣りが展開します。ちょっとやりすぎではないかという考えもよぎりますが、この頃は人もまだあまり入らず、自然は十分な包容力があったのでしょう。
自然の厳しい一面も。命の危険にさらされることも幾度かあります。
登場する人達の自然を活用して生き抜く知識もすごいです。何年も風雪に耐えるような山小屋を1日で作ってしまったりします。便利な世界にどっぷり浸かってしまった現代人の私の目には、この人達がまぶしく羨ましくも映ります
あとがきには40年後に若かりし頃に釣りをした川を再訪した様子が描かれています。落胆しました。自分もそういう大釣りをしたいとは思わないですが、ひとつの豊かな世界がなくなってしまったというのは寂しいですね